My Cup of Teaでは、摘みたてのハーブや花の瑞々しい香り、美しい色合い、豊かな味わいを活かしたオリジナルブレンドのティザンヌをつくっています。ブレンドをする際には、花やつぼみ、根、茎、葉、種に至るまで、それぞれの繊細な風味を引き出すための知識だけでなく、季節感や土地の個性を理解することや自然に深い敬意を払うことも大切にしています。

Origin

より良い環境で育てられたハーブを探すため、私たちは世界各地に目を向けています。エジプトには黄金色のカモミール、フランスには蜂蜜の香りがするライムツリーの花、そしてリトアニアには森で収穫する木苺や川のほとりで摘むワイルドミントなど、私たちの愛してやまないハーブが数多くあります。ブレンドに適したハーブを調達するためには、テロワール（＝土地の個性）を理解することが大切です。土壌、地形、気候、地域性など、そのすべてがハーブの繊細な香りやエッセンシャルオイルの量に関係します。野生のハーブには、農園で栽培されたものとは異なる独特の風味があります。たとえば、森で収穫したものは土のような深みのある香りがし、川の近くではよりすっきりとした軽やかな味わいに。また、カモミールのように一年中太陽の光を浴びて育つハーブがあれば、ワイルドミントやレモンバームなど日陰を好むハーブもあり、育つ環境によって甘みや渋味のバランスが異なります。